玄人列伝
マンガ・哲也〜雀聖と呼ばれた男〜に登場する闇の麻雀打ち―玄人(バイニン)たちを紹介するコーナーです。ネタばれ注意!
・用語解説
玄人(バイニン) さまざまな闇の技を駆使して“力”の麻雀を打つ人。
平(ヒラ) イカサマなしで打つこと。
積み込み 自分の山を自分の配牌やツモが有利になるように積む技。元禄、千鳥などがある。
握り込み 牌を右手に隠し持ち、ツモる時に交換する技。使い手をギリ師という。
通し 相手にばれないように仲間内で送るサインのこと。牌を指す言葉や指、瞬き、時間などがある。
カベ役 打ち手以外の第三者が手牌を覗き見るスパイのこと。
左手芸 山を直す振りをして左手で不要牌2枚を山の左端に送り、右手で新たな2枚を右端から得るという牌交換技。
二の二 サイコロの目を親、子がそれぞれ2を出すと親が天和で和了れるようにしておく積み込み技。
エレベーター 手に2牌を隠し持つ技。2人で交換し合うとなお効率が良い。使い手をベタ師という。
ガン牌 牌に傷をつけて印をつけるなどしてその特徴を覚え、卓上の配置を見破る技。
一人目 ジェファーソン中尉 「ククク、死ね!ジャップ!」
強さ:★★ 型:強運 得意技:なし 対戦成績:1戦1勝
哲也が玄人になる前の相手。戦場を行きぬいた強運を武器に大三元・字一色のダブル役満をテンパイするも、哲也の運には敵わず
敗退。その後、とある場で負けた腹いせに同僚を撃ち殺す。
決まり手 運を揺らす(倍マン直撃) 「ジャップめ・・・」
二人目 房州 「新宿を甘く見てると・・・死ぬぜ」
強さ:★★★★★ 型:罠 得意技:積み込みの迷路、ツバメ返し 対戦成績:1戦0勝
国士無双を故意にテンパイさせ、冷静さを欠いたところを振り込ませるという罠を仕掛ける。素人の哲也はなすすべもなく敗れる。その後
哲也は玄人の“力”を学び、二人はコンビを組んで連戦連勝した。
決まり手 積み込み地獄 「逆転勝ちだ、兄さん」
三人目 トビ 「おい坊や、空いてるぜ」
強さ:★★★ 型:普通 得意技:握り込み、通し 対戦成績:2戦1勝
まだ素人だった哲也は握り込みとコンビ打ちに翻弄されあえなく敗退。房州のもとで技を身につけた後で雪辱戦に挑む。今度はカベ役の
通しで苦戦させるも左手芸で同じ牌を交換され、カベ役のイカサマ指摘を払いのけられる。アヤをつけられなくなった後は、左手芸を使われ
まくって敗北。
決まり手 左手芸 「このチョンボ、どう始末つけてくれんだよ」
四人?目 双子芸人 「酔うからもう、酒はやめようかな」
強さ:★★★ 型:コンビ打ち 得意技:握り込み、通し 対戦成績:2戦2勝
キーワード通しのコンビ打ち。トス役が上がり役の上がり牌を山に送り込み、必ずリーチ・一発・ツモで上がらせる。指輪を使った握り込み
を見破られた後は哲也・房州の二の二連続天和で撃沈。次の半荘ではエレベーターでトス役がへこまされて終了。通しに酒(索子)などの
飲食物を使うので、その都度何かを注文している。数字の通しも単純すぎてばればれ。
決まり手 エレベーターによる待ち変化 「てめえらの負けだ!」
五人目 印南 「牌が・・・透けて見えるんだよ・・・」
強さ:★★★★★ 型:普通 得意技:ガン牌 対戦成績:3戦2勝
覚醒剤をうつことで卓上の牌を全て覚えてしまうアブナイ玄人。牌の背中の竹目や指紋で覚えてしまう。どこに何があるかを完璧に覚えて
しまうため、山はもちろん手牌まで丸見え状態。当然、玄人技は一切使えない。しかし、勝ちに目がくらんだ一瞬のスキを衝かれて惜敗。
血を吐きながら闇の彼方に消えていく。
決まり手 5枚同時すり替え 「てめえの勝ちに目を奪われたその瞬間、おめえはガンをやめたんだ」
六人目 アメリカかぶれ 「カモン!ホワイトドラゴン!」
強さ:★★ 型:素人 得意技:なし 対戦成績:2戦2勝
素人のクセにダブル役満を張るが、危険牌が直感的に分かるという不死身のリサにチョンボ流しされて撃沈。雪辱戦でも健闘するが、
落ち目のリサの逆を行った哲也に唯一の筒子安全牌を見破られ敗退。玄人でもないのにそこそこ強かった。
決まり手 落ち目の逆を行く読み 「ガッデム!」
七人目 房州(再戦) 「行くぜ、坊や」
強さ:★★★★★ 型:罠 得意技:積み込みの迷路 対戦成績:1戦0勝
全ては房州の思惑通り。哲也は仕組まれた配牌に悪戦苦闘。そして最大の罠は大三元。しかし四槙子で局を流すという荒業で、房州は
流れを完全に失ってしまう。しかし、最後の最後で天から与えられた天和で終局。同時に最強の玄人はこの世を去った・・・。
決まり手 平打ち天和 「それ以上やんなくたってわかるよ。和了ってんだろ」
八人目 鷹 「俺のドラ爆から逃れる策はないんだ!!」
強さ:★★★ 型:ドラ 得意技:ドラ爆積み込み 対戦成績:1戦1勝
積み込みをバカにしておいて、実は積み込み主体のハッタリ玄人。鳴きまくってカンドラを駆使してドラをのせまくる。待ちの読めない単騎
待ちを逆手に取られ、オープンリーチに振り込んでしまう。カラクリがばれた後はツバメ返し人和やドラ爆返しで惨敗。
決まり手 ドラ爆返し(リーチ・一発・ドラ16の数え) 「ラバウルの生き残りってのもウソなんだろ、おっさん」
九人?目 根津夫婦 「博奕の負けは博奕で返す、そういうものですよね」
強さ:★★★ 型:コンビ打ち 得意技:ヤミテン・からリーチ連携 対戦成績:2戦1勝
哲也のオヒキ・ダンチの親の仇。私情にとらわれいうことを聞かなくなったダンチのせいで負けてしまう。システムは子のからリーチの
安牌が親のヤミテンの当たり牌というもの。雪辱戦では駄々をこねるダンチから緑一色の当たり牌をきらせて上がる。すっかりアウトロー
になったダンチはようやく目を覚ますと単身再戦、カラクリを見破り完勝。ダンチごときに負けるとは大したことないね。
決まり手 流局によるからリーチチョンボ晒し 「通し・・・だろ?」
十人目 大九朗 「目ェは見えんでも、あんたの顔はよォ見えとるでェ」
強さ:★★★★★ 型:ブー麻雀 得意技:牌配置記憶 対戦成績:3戦1勝
盲目であるがゆえに牌の感触、音、重さから洗牌時に卓上の牌の配置を全て覚えてしまう恐ろしい玄人。驚異的な早上がりの前に哲也も
なすすべなし。敢えてアガリから遠ざかるうち方をされて記憶が曖昧になったところを衝かれる。哲也のフリテンの中での玄人生命をかけた
ラスヅモで奇跡的に上がられ無念の敗退。しかし、この人は強かった。
決まり手 必要牌をきって中盤以降の勝負に持ち込む 「俺の額縁は外れたぜ」
十一人目 近藤 「わかってねえよ、お前。自分の“型”ってものをよ」
強さ:★★★★ 型:故意に運を逃がす 得意技:全局国士無双狙い 対戦成績:3戦1勝
自分の運のなさを逆手に取った恐ろしい玄人。もっと運を逃がすためにわざと振り込んで流れを悪くし、クズ牌を集めて国士を狙う。
国士以外の役を上がらされて自分の型を崩され、最後に大逆転負けを喫した。
決まり手 型(フォーム)崩し 「一度崩れた型はなかなか元には戻らねえんだ」
十二人?目 クソ丸・ドテ子 「兄さん今日からトオル君に名前変えたらええ」
強さ:★ 型:素人 得意技:素人打ち 対戦成績:―
ありえないお話。七対子を上がったことないとかダブルリーチが言えなかったり読みがきかなかったり・・・。いくらなんでも玄人がボロ負け
するなんて考えられん。まあ、番外編と言うことで。
「これもまた、博奕の味だと思ってさ・・・」
十三人目 満州小僧 「ポポンポンのポーン」
強さ:★★ 型:役牌 得意技:牌すり替え 対戦成績:1戦1勝
懐に大量の役牌を隠し持ち、それを駆使してあがるという単純な戦法。卓上にある牌に加えて使用したため、腹にナイフを刺されてすぐ
バレた。お笑いなのは、腹に溜め込んだ牌の音を誤魔化すために常に喋っていたこと。もっとうまくやれよ。
決まり手 ナイフ刺し 「おめえうるせえよ。黙ってろ」
十四人?目 竹・忠 「ポンとチーなら、ポンの方が優先でしたね・・・」
強さ:★★★ 型:コンビ打ち 得意技:時間ローズ 対戦成績:1戦1勝
牌をツモってから見るまでの時間で通すという戦略。0.1秒単位で計れるかい。哲也とダンチの通しを次々と見破るが、結局自分達の通し
を見破られ、しかも4倍速で返される。
決まり手 時間ローズ4倍速返し 「ポンとチーなら、ポンの方が優先だったな」
十五人目 店長 「ガン牌があるんだぜ・・・、印南直伝のな」
強さ:★★★ 型:普通 得意技:ガン牌 対戦成績:1戦1勝
抜群の記憶力で特殊蛍光塗料をつけた牌を専用のメガネで見て覚えてしまう。意外と博学の哲也にメガネを通る光の屈折率で気付かれ
る。ラーメンを顔にぶっ掛けられてメガネをはずして顔を洗いに行っている間にバレる。牌をぶつけて蛍光灯を割り、ろうそくの火を明かり
にして戦いを挑まれると、どうも光量が足りないと塗料が発光しないらしく、あっさり負けてしまう。戦いの後、ろうそくの火が燃え移り、店長
の3階建ての雀荘は炎上。全く、ひどい話だ。結局、印南とは無関係だった。
決まり手 暗闇麻雀 「印南はそんな牌を切ったりはしなかったぜ」
十六人目 銭亀 「今この場で逮捕だ!それでも和了るってのか、え!坊や哲!」
強さ:★ 型:普通 得意技:脅迫 対戦成績:1戦1勝
刑事であることを盾に当たり牌を強制的に切らせるというとんでもないヤツ。相手が誰であろうと逃げない哲也に余裕で負けるが、逮捕し
て取調べで殴り倒す。問題になりかけたところで釈放すると、哲也を初めとする玄人たちの罠にはまり、一生資料室送り。仕返しに哲也を
しつこく追い回すが、佐渡島沖で嵐の海に転落する。後に函館で再会し、和解。
決まり手 普通のロン 「知ってるよ、こいつデカなんだろ」
十七人目 鎌田 「ノーテン・・・」
強さ:★★★★ 型:ヤミテン 得意技:カベ役通し 対戦成績:2戦1勝
女を使って文鳥を飛ばさせ、鳥の足についた鏡で他家の手牌を覗き見させる。当然振り込むこともなく、当たり牌を全て止める。それが
バレないようにテンパイでもノーテンを宣言していたが、それが読みの自信を失わせる結果となる。哲也は牌を投げて鳥に当て、鏡を割る
ことでこれを封じた。最近少々強引だな。序盤からのの点差が大きかったが、山越しで見事満貫直撃。
決まり手 山越し 「今度はおめえが闇に怯える番だ」
十八人?目 金剛上人・銀鬼・銅鬼 「喝------っ!」
強さ:★★★★ 型:トリオ打ち 得意技:三家同時リーチ 対戦成績:2戦1勝
根津夫婦に似た戦略。3人の内実際にテンパっているのは1人で、「喝ー!」と叫ぶことでテンパイの気配を消すという。それぞれ危険牌
が異なり、誰がテンパっているかもわからない状況では安牌はないに等しい。が、1人しか張ってないことを見破られ、気配までも消されて
敗退。哲也はテンパイの気配を消す=最初からテンパイと考えたらしく、三人が理牌している間にツバメ返し。
決まり手 ツバメ返し 「勝負は始まったときには既に終わってるんだ・・・、そうだろ・・・、房州さん・・・」
十九人目 小龍 「俺には不思議と緑の牌が寄ってくるのさ」
強さ:★★★★ 型:一色手 得意技:全局緑一色狙い 対戦成績:3戦2勝
緑一色のみを狙う。サマなしですごいもんだ。一色場を逆手に取った大車輪と、満貫を上がらされて場を荒らされ国士無双を上がられる。
哲也はテンパイ時にラスヅモを残すのみであったが、気迫のリーチでお互い共通の上がり牌である発をツモり国士無双完成。近藤もそう
だが、上がり役がわかってるならツモ上がりしかなく、とても不利だと思うのだが・・・。ありえないだけに強かった。
決まり手 運揺らし国士無双 「腹くくろうとした俺の決意表明みてえなもんかな」
二十人目 登志夫 「俺ァ玄人なんだぜ」
強さ:★★ 型:普通 得意技:なし 対戦成績:―
登志夫の姉に、半チクな登志夫に玄人の道から足を洗わせるよう頼まれる。仕方なく引き受けた哲也は大三元爆弾の積み込みを教える
が素人の姉は本番で失敗する。しかし、見事な4枚同時すり替えで姉を上がらせる。とどめは一巡目での四暗刻直撃。別に面白くもない回
だった。
決まり手 イカサマ四暗刻 「俺は今てめえの目の前でサマを使ったんだぜ」
二十一人?目 テツオ・ダチン 「ニセ者だってバレたら殺されるぞ!」
強さ:★ 型:コンビ打ち 得意技:千鳥積み、必殺「卓廻し」 対戦成績:―
今回も他人を勝たせるという話。麻雀歴3ヶ月の2人は、ひょんなことから坊や哲とダンチの2人と間違われたテツオは函館一の玄人と
名高い鬼伊庭と打つことになる。当然、勝てるわけもないのだが、哲也の絶妙なヘルプでなんとか勝つ。必殺・卓廻しには大笑い。
決まり手 大三元爆弾 「あんたは確かに坊や哲と打ったさ」
二十二人目 木座神 「一局手合わせ願いましょうか」
強さ:★★ 型:一発 得意技:エレベーター 対戦成績:1戦1勝
プロ雀士を名乗る。卓上に置いた手は義手で、本物の手は卓の下で牌交換をしていた。哲也に一発で見破られ、あえなく敗退。
決まり手 義手折り 「一皮向けばてめえなんか只のベタ師じゃねえか」
二十三人目 奄美のハブ 「俺が待ってんのは六・九萬だぞ・・・」
強さ:★★★ 型:普通 得意技:蛇皮線、すり替え 対戦成績:1戦1勝
上野(ノガミ)四天王の一人。自らの上がり牌をわざとバラし、その時の相手の顔色を読む。そして相手が切りそうな待ちにすり替え、それ
で上がる。振り込んだ側は何を切ったらいいのかわからなくなり、最後には何もわからなくなるという揺さぶりを兼ねた戦法。カラクリが露見
した後はポーカーフェイスを通され、終いにはダンチに蛇皮線返しされるなどして敗北。哲也はダンチの表情を消すためにトイレでボコボコ
に殴り、腫れ上がった顔で打たせた。
決まり手 無表情四暗刻(ダンチ) 「俺は北で待ってるぞ」
二十四人?目 タミイ・ミミイ 「私達、二人で一人」
強さ:★★★★ 型:コンビ打ち 得意技:全局七対子狙い 対戦成績:2戦1勝
二人で上野四天王の一人。美人双子で、上がり役とトス役を自在に入れ替えることで相手を翻弄し、ツキを維持し続けた。双子ということ
で対子がガンガン入ってくるらしい。カラクリがバレた後はなぜか完敗。今回はその美貌を利用して新宿中の玄人を他府県に遠ざけると
いう用意周到さであったが、一人残ったドテ子が健闘。さらに、双子は実は男だったというオチ付き。新宿には女玄人もいたような・・・。
決まり手 哲也・ドテ子の国士無双ダブルロン 「ウチとダーリンの心はつながっとるんや!」
二十五人目 ユウ 「俺と一局打たねえか・・・」
強さ:★★★★ 型:普通 得意技:不明 対戦成績:1戦1勝
田舎から出てきた妹のために金が必要となり、それを稼ぐために哲也と打つ。場はなぜかイカサマなしの真剣勝負。わずかにツキが足り
ず、一手違いで惜しくも敗れる。今までチョコチョコストーリーに顔を出していたが、お互い卓を囲むのは初めてであった。ユウの意外な実力
にビックリ。哲也への支払いは当分待ってもらえることになった。
決まり手 気迫のラスヅモ上がり 「玄人に負けは無え。勝つか死ぬかだ」
二十六人目 春木 「んー、エクセレント」
強さ:★★★ 型:コピー 得意技:積み込み、すり替え 対戦成績:1戦1勝
上野四天王のピアニスト。子が上がった役を親番で完全に再現し、1.5倍の点数で上がる。もちろん上がりは親番のみ。山の2段目に積み
込んだ牌を、ピアノを弾く振りをしながら巧みにすり替え、同じ手牌で上がってしまう。しかし案の定、あっさり見破られる。哲也は親番で
上がることにより1.5倍返しコピーを封じたが、他にも弱点はある。東一局で親だったらどうするんだろう。山を触りまくっているので最初から
とても怪しかった。最初から捨て駒にされたかわいそうな人でもあった。
決まり手 積み込みイカサマ暴露 「こいつの山を開けるんだ、ダンチ」
二十七人目 ユウ(再戦) 「玄人をやってりゃ、こんなこともある・・・」
強さ:★★★★ 型:普通 得意技:不明 対戦成績:―
妹がらみのトラブルから上野の代打ちを引き受けることになる。実力が互角ならツキで勝敗が決まる。前回の春木戦からの連戦で、哲也
のツキを使い果てさせてから挑むという上野側の戦略。イカサマなしの平場となり、実力勝負となる。さすが高評価を受けるだけあって、
ツキのない相手には圧倒的に有利に打ち続けるが、哲也がロン牌を切ったときに躊躇する。その時に全ては妹の狂言であったことが露見
し、勝負はお流れとなった。
決まり手 試合放棄 「狂言はもう終いにしな」
二十八人目 神保 「ゴミも拾えば宝じゃからの」
強さ:★★★★ 型:早上がり 得意技:牌記憶 対戦成績:3戦2勝
上野四天王最後の1人。洗牌時に自分の見た光景を網膜に焼き付けて記憶し全ての牌配置を覚えてしまう“神の眼”の持ち主。早上がり
に徹し、八連荘役満で見事勝利。哲也は牌を見られる前にたったの5秒で山を積むことで対抗し、役満国士で連荘を力で止める。最終戦で
は壮絶な鳴き合いでリードするもオーラスで跳満直撃をくらい敗戦。哲也は自分の山の一部をわざと見せることによって神保を翻弄した。
半荘終了後、網膜を酷使したため失明してしまう。かつて房州のライバルであった。
決まり手 5秒速積 「あんた確かに、白を見たぜ」
二十九人目 ドサ健 「一人で生きる・・・一人で勝ち続ける・・・」
強さ:★★★★★ 型:博奕麻雀 得意技:全ツッパ 対戦成績:1戦0勝
上野のラスボス。箱下なしの朝日が出るまでに点棒の多い方が勝ちというルールをを提案する。真の博奕打ちというか何というか、運の
やりとりは一級品。序盤こそリードを許すもオープンリーチ地獄待ちという極めて確率の低い待ちで上がってからは完全に流れを引き寄せ
るが、哲也の流し満貫で五分に持ち込まれる。ここからはビビった者負けで、素人でも危険とわかる牌をガンガン切り合う。9万点リードで
迎えたオーラスで哲也が勝つにはW役満しかないという状況でお互いテンパイ。壮絶な切り合いの末、一手差で勝利を収める。今思えば、
房州が落ち目になったあのセリフが出た時、哲也の運は尽きていたのかもしれない。
決まり手 博奕麻雀 「ハラが、へらねぇんだ・・・」
三十人目 赤池 「この配牌は二巡目にリーチだ」
強さ:★★★ 型:一発 得意技:すり替え 対戦成績:1戦1勝
箱根一の玄人らしい。カラテンリーチで他家の手を止め、その間に山とすり替えるという戦法。一瞬で見破られ、焦っている間にツバメ
返し天和であっさり敗戦。
決まり手 四槙子流局手牌さらし&ツバメ返し 「教えてやるよ、博奕打ちは嘘をつくってことを」
三十一人?目 風水師・親子 「北、それがあなたの凶牌です」
強さ:★★★ 型:コンビ打ち 得意技:積み込み 対戦成績:1戦1勝
実は哲也以外の3人がグルだったというオチ。テンパイに必要な牌を残して先に積んでしまい、残った牌を悠々と積み込んでいた。毎回
風牌の当たり牌を宣言し、風水の力を使っていることを装っていた。システムがバレた後はグラサイ(決まった目しか出ないサイコロ)を
すり替えられ、、積み込んでおいた大四喜・四暗刻単騎の四倍役満がそのまま哲也にいき、あえなく敗戦。
決まり手 グラサイすり替え 「俺の手は言われなくてもわかってんだろ」
作成中・・・
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||